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「福祉の職場体験バスツアー」開催レポート

update 2026/09/16

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親子で介護の仕事を体験してみませんか――。夏休みの小・中学生とその保護者を対象とした「福祉の職場体験 バスツアー(主催:岐阜県・岐阜県社会福祉協議会)」が、2026年7月22・24・29日、8月6・19日の計5日間、岐阜県内の介護施設で開かれました。

5日間のうち、多治見市にある「介護老人保健施設 アルマ・マータ」を会場にした8月19日の回には、小学5年生から中学2年生とその保護者あわせて27人が参加しました。本レポートで当日の様子をお伝えします。


【集合】

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参加者の親子が多治見駅前に集合!大型観光バスに乗り込み、職場体験の会場となる「介護老人保健施設 アルマ・マータ」に向かいます。


【オリエンテーション】

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「アルマ・マータ」の事務局長 大村浩司さんらによるオリエンテーションからツアーがスタート。介護老人保健施設は、病気やケガの入院治療を終えたお年寄りが在宅復帰を目指してリハビリや介護ケアを受ける施設であることや、介護職や医療職、リハビリ職、管理栄養士など多様な職種のスタッフがチームで連携して利用者の方々に最適な支援を提供していることなどが説明されました。


【施設見学】

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参加親子が3グループに分かれ、施設内の見学へ。職員の説明を聞きながら、利用者の方々が暮らす居室、食事やレクリエーションを楽しむ共有スペース、リハビリ機器を備えたスペースなどを見てまわりました。普段はなかなか入ることができない場所とあって、子どもたちは興味津々の様子でした。


【介護職員のお話】

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「アルマ・マータ」で介護福祉士として働く各務由香里さんが介護の仕事の魅力を伝えました。各務さんは入職13年目のベテラン。「食事、トイレ、入浴などの場面で、できないことをお手伝いしながら、その人らしい生活の仕方を考え、支えるのが介護の仕事。利用者様の一番近くで寄り添う存在だからこそ、毎日たくさんの笑顔を見ることができ、やりがいがあります」と語りました。


【昼食】

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この日のメニューは夏野菜カレー、白身魚フライ、コールスローサラダ、フルーツポンチ。飲み込む力が弱くなった人向けに使う「とろみ食」も試食しました。いずれも「アルマ・マータ」で実際に利用者様に提供されている食事です。介護施設では、管理栄養士がおいしく、栄養バランスの良い献立を作成していること、一人ひとりの状態に合わせて食事形態を細かく変えていることを学びました。


【福祉車両体験】

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デイサービスの利用者様を送迎する福祉車両を見学。車椅子に座ったままの乗降も体験しました。「スロープを上がる時、体が傾くので、利用者様が不安にならないように声かけをすることが大切」といった介護職員の説明を、子どもたちはうなずきながら聞いていました。


【車いす体験】

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身体機能の回復・維持をめざすリハビリの専門職、理学療法士の職員が車いすの種類や安全な使い方を紹介。その後、親子で車いすに乗る役と介助役に分かれ、操作を体験しました。初めて車いすに乗ったという子どもは「思ったより速く進み、押す側と乗る側の違いを感じた」と感想を話していました。


【レクリエーション体験】

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デイサービスのレクリエーションとして人気の「金魚すくい」を体験。お風呂用の小さなアヒル人形を金魚に見立て、制限時間内にどれだけすくえるかを競うゲームです。短い時間でしたが、利用者様とのふれあいも楽しみ、笑顔あふれるひとときとなりました。


【勉強会への参加】

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人材育成の一環として行われている職員の勉強会に参加。この日のテーマは「紙オムツの正しい当て方」で、紙おむつメーカーの担当者が講師を務めていました。アルマ・マータでは「新しい知識や技術を学び続け、より良い介護サービスを提供していこう」との考えから、こうした勉強会を積極的に企画・開催しているそうです。


【むすび】

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ツアーの締めくくりに大村事務局長があいさつ。「今日の体験で感じたこと、発見したことを今後の生活の中でも大切にしてください。まずは自分のいる場所を、自分の力で明るくすることからぜひ始めましょう」と子どもたちにメッセージを送りました。


ツアーに参加したお子さんの声


学校で配られたチラシを見て「行ってみたい!」と思いました。特におもしろかったのは、福祉車両の体験です。介助する人とされる人、両方の負担が少なくなる機能や工夫があることがわかりました。(中学2年/可児市から参加)

介護施設の中に入るのは初めての経験でしたが、アルマ・マータはとてもきれいで明るく、開放感がありました。職員さん同士の仲が良いことも伝わってきて、素敵な施設だなと思いました。(中学1年/多治見市から参加)

私は将来、人の助けになる仕事がしたいと考えていて、介護職を選択肢の1つにしています。「ただお世話をするのではなく、利用者様の笑顔を増やすことが介護の仕事」という職員さんのお話が心に残りました。(小学6年/関市から参加)

介護の仕事をしている母から「こんなイベントがあるよ」と聞いて、参加しました。ただ座ってお話を聞くだけでなく、いろいろな体験ができてとても楽しかったです。あっという間の1日でした。(小学5年/多治見市から参加)


岐阜県では介護・福祉の仕事を体験できるさまざまなイベントを開催しています。ぜひ参加して、将来、介護や福祉のプロフェッショナルをめざしてみませんか?


■介護・福祉の仕事やイベントに関するお問い合わせ
岐阜県福祉人材総合支援センター(社会福祉法人 岐阜県社会福祉協議会内)
TEL:058-276-2510

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