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「福祉のお仕事体験フェスタ ふくしワールド」開催レポート

update 2025/12/10

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「福祉のお仕事体験フェスタ ふくしワールド」が2025年11月15日、カラフルタウン岐阜のカラフルパークで開催されました。これは、11月11日の「介護の日(国が定めた、介護についての理解と認識を深める日)」に合わせて毎年開催されているイベントです(主催:岐阜県、岐阜県社会福祉協議会)。当日は、実際に介護・福祉に関わっている団体や学校がそれぞれ趣向を凝らしたブースを設置。ラジオパーソナリティーとして活躍中の池戸陽平いけどようへいさんが各ブースを訪れながら軽妙なライブトークを展開したことも手伝って、終日、多くの親子連れらで賑わいました。


おしごとコーナー:岐阜県介護福祉士会

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介護用の車いすが用意され、介護福祉士のアドバイスに沿って座ったり、押したりする体験ができました。各務原市から訪れた小学生の児童は「車いすでの移動は、ちょっとした段差も大変だということが分かりました。難しかったけど、楽しかったです。私は将来、福祉の道に進みたいと思っているので、介護のプロの人と話ができたことも参考になりました」と笑顔を見せていました。


おしごとコーナー:岐阜県老人保健施設協会、グリーンビラ安江

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介護施設の種類や特徴、施設で働く人たちの仕事内容などが、展示パネルで分かりやすく紹介されていました。実際の施設で活躍する介護福祉士と一緒に、メッセージカードを作るワークショップも。岐阜市から訪れた小学生の姉妹は「おばあちゃんの笑顔を思い浮かべながら、ふたりで『いつもありがとう。元気で長生きしてね』と書きました。帰りにカードを届けようと思います」と話していました。


おしごとコーナー:岐阜県看護協会

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テーマは「介護予防や介護について学ぼう」。年齢を重ねると物忘れをしたり、思い通りに体を動かせなくなったりする、そんな変化を疑似体験できるメニューが用意されていました。中でも人気だったのは「咀嚼そしゃくチェック」。ガムを噛んで「きちんと噛めているか」を数値で知ることができるというものです。看護師から「よく噛んで食べることは、食べ物の消化・吸収に良いだけでなく、脳の活性化にも役立つ」と説明を受けた参加者は、「噛む力」の大切さを再認識した様子でした。


まなびコーナー:中部学院大学、中部学院大学短期大学部

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テーマは「めざせ!介護マスター」。「家の中で、お年寄りの方が転びやすい場所はどこかな?」など、介護に関する知識を学生が3択クイズで出題。参加者は「正解」「不正解」で一喜一憂し、盛り上がりました。その他、缶バッジ作りを体験できるワークショップも行われました。岐阜市から親子で訪れた女性は「買い物に来て偶然イベントを知り、参加しました。介護を勉強している学生さんたちがはつらつとしていて素敵だなと思いました。小学生の娘も将来、自分らしさを大切にしながら活躍できる道を見つけてほしい」と話していました。


締めくくり

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イベントを主催した岐阜県社会福祉協議会の渡辺顕直わたなべあきなお福祉人材総合支援センター所長 によると、今回のポイントは、各ブースで介護・福祉の仕事を体験した後に専用通貨の「お給料」がもらえ、記念品と交換できる仕組みにしたこと。「次世代を担う方、特に子どもたちが介護・福祉の仕事の楽しさ、おもしろさにたくさんふれられる場づくりを目指しました。将来の進路を考える時に今日の体験を思い出して、選択肢に加えてもらえたらうれしい」と語っていました。


■介護・福祉の仕事に関する問い合わせ先
岐阜県福祉人材総合支援センター(社会福祉法人岐阜県社会福祉協議会内)
TEL:058-276-2510 FAX:058-276-2571

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