介護の勉強 私たちらしい働き方

水野世也さん

水野世也さん

入職6年目
  • 事業者ジャンル

    通所介護(デイサービス)
  • 勤務先

    デイサービスひなたぼっこあい/有限会社 ひなたぼっこさと
  • 取得資格

    訪問介護員2級養成研修課程(ヘルパー2級)、喀痰吸引等研修修了
  • 取材年

    2024年

通所介護(デイサービス)とは

利用者がデイサービスセンターなどに通い、レクリエーションや、日常生活の支援(食事・入浴など)を受けられるサービス。利用者の心身機能の維持向上に加え、家族の負担軽減が図れます。

生活を共にし、感情を共有する楽しさ。

利用者様の一生に寄り添う「介護」の魅力

介護職をめざしたきっかけ

私が高校生のときに祖母がデイサービスに通い始めたのですが、その頃から、気難しい性格だった祖母の笑顔が増えて明るく優しくなりました。「どうしてこんなに変わったのだろう」と驚き祖母に理由を聞いてみると、デイサービスの職員の方とふれあうなかで介護に対する感謝の心が芽生えたとのこと。「思うように動けなくなってしまったことで家族に迷惑をかけている」と、両親と私の介護に対するお礼を伝えてくれました。祖母の変化に驚くとともにデイサービスの仕事に興味を持った私は、高校3年生の進路を考える時期に、2日間の体験入社でデイサービスひなたぼっこあいへ。その際の施設や職員の方の温かな雰囲気に惹かれ、また、職員の皆さんの利用者様との関わり方にも興味を持ち介護職を志すように。当時、自宅から近かったグループホームにも体験に行ったのですが、祖母が通っていたのがデイサービスだったこともあり、ご縁を感じた「デイサービスひなたぼっこあい」に入職を決めました。

私は今、こんな仕事をしています

現在私は、利用者様の介助を行いながら、朝礼・カンファレンスなどの取りまとめや各職員の業務管理なども行う施設の管理責任者を任せていただいています。もちろん利用者様が過ごすホールに出ている時間の方が長く、主な業務は食事や排せつ、入浴、ホールでの見守りといった日常生活の介助。日中は職員5名ほどで現場を回しており大変なことも多いのですが、職員同士で連携を取りながら利用者様の笑顔のために動く毎日は、楽しさの方が勝っています。
ひなたぼっこあいで働き始めて6年目になりますが、学生時代の経験が現在の業務に生きていると感じることもたくさん。体験入社で教わった介助のコツや3年間続けたアルバイトで学んだ「継続の大切さ」など、身に付けた知識や経験は必ずどこかで役に立つと実感しているので、今後も大事にしていきたいです。

やりがいを感じる時

利用者様の一生に関わることが多い介護の現場。利用者様の日常に寄り添い、楽しさやうれしさといった感情を共有できることにやりがいを感じています。時には悲しい別れに立ち会うこともあるのですが、利用者様のご家族に感謝の言葉をいただき、介護の仕事をしていてよかったと思いました。
また、この職場の好きなところは3つあります。1つ目は、誰にでも相談や頼み事がしやすい職場の雰囲気です。入職直後は、OJT制度により先輩社員が業務の基本から手取り足取り教えてくださいます。2つ目は、個々のライフイベントに合わせた働き方ができること。併設の保育園に子どもを預けて仕事をされている職員も多くいます。そして3つ目は、スキルアップやキャリアアップのための学びの場が豊富にあること。スキルアップに必要な知識や技術を社内で身に付けられることは大きな魅力だと感じています。

今後の目標

今後の大きな目標は、介護福祉士の資格取得です。有限会社 ひなたぼっこさとでは資格取得のための研修や勉強会が多数用意されているので、それらを活用して学んでいきたいと考えています。また、現在ひなたぼっこあいの管理責任者としてマネジメント業務を担っていますが、のちのちは利用者様の困りごとを解決するケアプランの作成や介護保険に関する手続きなども行えるケアマネジャーもめざしていきたいと考えています。

私のワークライフバランス

休日は友人と出かけてリフレッシュするなど、仕事とプライベートのメリハリをつけて働けています。20代の若手職員が多い職場ですが、上司や先輩職員に仕事の悩みや困りごとを相談したり、趣味について話し合ったりしやすい温かい雰囲気や関係性が築けていると思います。実際に、私は最近、職場の同僚に釣りを教えてもらい、一緒に釣りに出かけることも多くなりました。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 水野世也さんが働いている認定事業者

    有限会社 ひなたぼっこさと

  • 〒509-5203 岐阜県土岐市下石陶史台1丁目2267-7
  • https://hinatabokko-sato.com/
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