介護の勉強 私たちらしい働き方

近藤史奈さん

近藤史奈さん

入職6年目
  • 事業者ジャンル

    グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
  • 勤務先

    グループホームすずらん(幸せの再来)/有限会社 サンシャイン
  • 取得資格

    介護福祉士、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修
  • 取材年

    2022年

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは

原則として、65歳以上で「要支援2以上」の認定を受け、認知症などによって自宅での生活が困難な方が入居できる施設。専門スタッフの援助を受けながら1ユニット(5~9人)で共同生活をします。

親子や友達のような関係性が自慢!

そんなアットホームさが仕事の励み

介護職をめざしたきっかけ

中学生の頃、姉が今の私の職場で介護の仕事に就いていました。職場の人たちの仲がとても良いことや入居者様と親子のような関係、さらにアットホームな雰囲気などといった、介護の現場の話を直接聞いているうちに、介護という仕事に対し、興味が湧いてきました。そして、中学を卒業と同時に未経験で今の職場に就職。勤務を始めてから、働きながら資格を取得しました。最初は未経験者だったので、とまどうことも多数ありました。でも、姉が話していたように、アットホームな雰囲気だったので、仕事にやりがいを大いに感じられました。実際の祖父母とは特に関わりがなかったので、逆に高齢者に対しての先入観が無い状況で接することができたのも良かったのかもしれません。

私は今、こんな仕事をしています

利用者様の食事介助やトイレや入浴の介助のほか、食事作りも担当しています。ユニットのリーダーとして、フロア全体をまとめるなど、スタッフの悩みや困り事を聞くのも仕事の一つです。今では新人研修も行っています。業務はいろいろとあるので、良い事も悪い事もさまざまあります。時には落ち込むこともありますが、「何とかなる!」と自分に言い聞かせ、後に引かないようメンタルコントロールをしながら仕事に励んでいます。実は昔、他の職種の職場に転職したことがあったのですが、今の職場での経験や思い出、スタッフの人柄など、またここで働きたいとの思いが募り、再就職しました!

この職場でのやりがい/好きなところ

20代~70代と幅広いスタッフがいるなかで、親子のような関係性が持てたり、仲の良い友達のような関係だったり、とにかくアットホームな雰囲気が一番良いところです。また、入居者様の看取りのとき、以前いくつかクレームがあったご家族から、最期に感謝のお言葉をいただいたときは、本当に嬉しかったです。そのお言葉が現在の私の誇りと自信にもつながっています。自分らしくいることを実現できるのがこの職場だと思います。「できないことは周りのスタッフに助けてもらう」という、そんな当たり前のことができる環境がとても幸せです。以前他の職場で働いた経験があるからこそ実感できるのは、この施設ならではの魅力です。

今後の目標

取得した資格について、今までのテキストを読み返したり、研修に積極的に参加したり、ネットで情報収集をするなど、常に復習は欠かさずにしています。県や協会が出している情報もよくチェックしています。次はケアマネジャーの資格を取得したいと思っています。ただ、ケアマネジャーになりたいというわけではなく、あくまでスキルアップのためであり、そのスキルを活かしながら現場の仕事に従事したいと思っています。入居者様をはじめ、何か少しでも誰かの力になれたらという思いを持ち続けながら、今後も業務を遂行していきたいです。

※通常時はマスク着用。写真撮影時のみマスクを外しています。

私のワークライフバランス

残業もほとんどなく、自由な時間が多いので、オンとオフの切り替えがしやすい環境です。有給もほぼ100%取得していて、お休みをいただいたときは友人と一緒によく旅行へ行っています。また、お酒が大好きで、オフの日はお酒を飲んで頭を空っぽにするのが習慣となっています。そうすることで、主観になりがちな発想を客観視することができるので、新たな気分で仕事に向き合えます。同僚とお酒を飲むと、普段話すことのできない会話ができて協調性もアップします。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 近藤史奈さんが働いている認定事業者

    有限会社 サンシャイン

  • 〒501-6228 岐阜県羽島市正木町不破一色94
  • https://sunshine-hashima.com/
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