介護の勉強 私たちらしい働き方

市川佳子さん

市川佳子さん

入職15年
  • 事業者ジャンル

    特別養護老人ホーム
  • 勤務先

    地域密着型特別養護老人ホーム/小規模多機能型居宅介護 かいさいの華
  • 取得資格

    介護福祉士
  • 取材年

    2021年

特別養護老人ホームとは

原則として、65歳以上で「要介護3以上」の認定を受け、自宅での生活が困難な方が入居できる施設。入浴、排せつ、食事、身体の移動など、24時間の介助を受けながら暮らせます。

背中を押してくれた利用者様の言葉が

15年間ずっと介護業界で働くきっかけに

介護職をめざしたきっかけ

もともと、医療施設や老人保健施設の事務職をしていた私は、子育てをきっかけに退職をしました。子育てが落ち着いた頃、元職場の方からの誘いがきっかけで、グループホームで働くことに。しかし、未経験ということもあって、何に対してもやり方がわからず不安を募らせていた私。そうした時に、一人の利用者様に「まだ若いのだから、たくさん勉強して前に進みなさい」という言葉をいただきました。その言葉に背中を押された私は、退職をしてホームヘルパー2級の資格を取得。現在、こうして介護福祉士として働き続けることができています。

私は今、こんな仕事をしています

副施設長として、かいさいの華にある地域密着型特別養護老人ホームと小規模多機能型居宅介護の現場に入りながら、職員の指導やメンタルケアを行っています。役職としては、施設長と職員の間の立場です。それぞれの仕事に対する思いの温度差を埋めるために、まずは職員の声を聞くようにしています。そして、職員一人ひとりの考え方や言葉の受け取り方が異なるため、その人にあった方法で声がけをするように気をつけていますね。

この職場の好きなところ

職員同士が何でも話せる、アットホームな雰囲気が好きです。些細なことですが、冗談を言い合ったりして楽しく仕事ができています。さらに、協調性があるところもこの職場の魅力です。誰かが体調を崩してしまったり、家庭の事情で仕事を休まなくてはいけない場合も、「お互い様だから」とシフトを調整しあっていますね。

今後の目標

現在、介護職員の実践スキルを客観的に評価する、アセッサーの養成講習を受けています。これはすべての職員が受けられるのではなく、法人から推薦された人が受けられる講習です。この講習で学んだことを生かし、役職として職員一人ひとりのレベルアップにつなげたいと思います。

私のワークライフバランス

旅行が好きなので、夫とよくおでかけをしています。季節によって異なる旬の食材を食べに行ったり、買い物をしに行くことでリフレッシュをしていますね。ですが、頻繁に行くことはできないので、普段は自宅で飼っている猫に癒やされています。また、通勤時間が車で片道1時間ほどかかるので、景色を楽しんだりラジオを聞いたり、歌を歌うことも。そういった仕事以外の時間を、有意義に使って楽しんでいます。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 市川佳子さんが働いている認定事業者

    社会福祉法人 恵母の会

  • 503-0303 岐阜県海津市平田町野寺1092番地の1
  • http://www.keibonokai.org/
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