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渡邉健吾さん
入職16年目
事業者ジャンル
その他の介護関連事業
勤務先
ハートフォレスト西川手/有限会社VERYコーポレーション
取得資格
理学療法士、初任者研修、介護支援専門員、認知症実践者研修
取材年
2025年
介護職をめざしたきっかけ
- もともとは理学療法士として整形外科に勤務していましたが、リハビリ特化型のデイサービスの立ち上げに関わったことが、介護の世界に入るきっかけとなりました。整形外科での仕事と比べ、利用者様の在宅生活により深く関われることにやりがいを感じ、介護の勉強を始めました。利用者様の入浴や着替えといった日常的なケアだけでなく、趣味や希望に寄り添った支援ができること、また、ご家族の声も聞きながら総合的なケアを提供できることに魅力を感じています。特に利用者様やご家族との対話の時間を大切にしており、「話をよく聞いてくれた上で支援方法を考えてくれる」と感謝の言葉をいただくことも。うまくいかないケースもありますが、それを次の支援に活かせることも、この仕事の醍醐味だと感じています。
私は今、こんな仕事をしています
- 現在はサービス付き高齢者向け住宅の管理者として、デイサービスやヘルパーステーション、小規模多機能、居宅介護を含むエリア全体の管理業務を担当しています。入居調整やケアマネージャーとの連携が主な業務ですが、デイサービスでの機能訓練など、介護の現場にも携わっています。以前の理学療法士としての経験を活かし、利用者様の身体機能やADL(日常生活動作)の評価を行い、入居前から適切な支援計画の立案に関わっています。ケアプラン作成の段階から専門的な視点で助言を行い、実際に利用者様と面談することで、より具体的な支援の提案ができることが強みだと感じています。様々なサービスが連携する中で、多角的な視点から支援体制を整えることを心がけています。
やりがいを感じる時
- サービス付き高齢者向け住宅で40名の入居者様一人ひとりに対し、それぞれ異なる支援方法を考え実践していくことにやりがいを感じています。「入居してよかった」「話を聞いてもらえて助かる」という入居者様やご家族からの感謝の言葉は、何よりの励みとなっています。ベテラン職員が多い職場で、理学療法士としての専門的な視点や訪問看護師の意見も交えながら、チームで支援方法を検討できる環境も魅力です。認知症の方への対応を含め、うまくいかないことも多いですが、試行錯誤しながら最適な支援を模索しています。入居者様の意向を第一に考えながら、ご家族の意見とのバランスを取り、皆が納得できる支援内容を丁寧に組み立てることを大切にしています。
今後の目標
- 今年度、介護支援専門員の試験に合格し、来年度から実務研修を受講する予定です。エリア内の小規模多機能や居宅介護事業所でケアマネジメントに携わる可能性もあり、今後の仕事にも活かせると思っています。サービス付き高齢者向け住宅での現在の業務においても、他のケアマネージャーと同じ視点を持つことで、より深い支援が可能になると考えています。実務研修では、利用者様一人ひとりに対する多様な支援方法を学び、様々な角度から最適なプランを提案できるようになりたいです。
私のワークライフバランス
- 30歳頃から体の衰えを感じ始めたことをきっかけに、マラソンを始めました。現在は岐阜県で開催されているマラソン大会に毎年エントリーし、目標を持って継続的に取り組んでいます。走って汗を流すことでストレス解消にもなり、体調管理にも効果を感じています。仕事とプライベートのオンオフの切り替えを大切にしており、休日は十分な休養を取りながら、趣味のランニングで心身をリフレッシュしています。
※インタビュー内容は取材時のものです。