介護の勉強 私たちらしい働き方

渡邉なぎささん

渡邉なぎささん

1年目
  • 事業者ジャンル

    訪問介護
  • 勤務先

    ケアステーションあんじぇす岐阜岩地/株式会社T.S.I
  • 取得資格

    訪問介護員2級養成研修課程(ヘルパー2級) 
  • 取材年

    2024年

訪問介護とは

ホームヘルパー(訪問介護員)が利用者の自宅を訪れ、身体介護や日常生活の支援を行うサービス。入浴や排泄介助、着替え、調理、洗濯、掃除など幅広いサービス内容があります。

子育てを経て、介護の道へ再チャレンジ

自分のペースで学びスキルアップをめざす

介護職をめざしたきっかけ

学生時代は看護職をめざしていましたが、「人のためにできる仕事がしたい」という思いから介護職にも興味を持ち、卒業後は特別養護老人ホームで3年間働いていました。その後、結婚や出産のタイミングで介護の仕事から離れて自営業に。自宅で過ごす時間が長く、「子育てが落ち着いたら介護の仕事に復帰したい」と思い、家事や仕事の合間にヘルパーや介護事務の勉強をして資格を取得しました。子どもが高校生と大学生になり子育てが一段落したため、介護職へ復帰。20年以上のブランクがありましたが、家族からの後押しもきっかけになりました。

私は今、こんな仕事をしています

現在は身体介助のほか、日常生活のお手伝いを行っています。1日のスケジュールが事前に決まっており、担当するご利用者様のお部屋の掃除や買い物への同行が中心です。朝は申し送りの時間があり、ご利用者様の記録を共有する時間がありますし、状況は逐一報告できるため、対応の仕方を相談しやすい雰囲気があります。介護職から長く離れていましたが、施設のことや仕事内容を丁寧に教えていただけるので、大きなブランクを感じることなく働けていると思います。入職後は先輩職員のもとで仕事が身に付くまで教われる環境があり、ブランクがある自分には心強かったです。

やりがいを感じる時

ご利用者様に心を開いていただけたときは嬉しいですね。距離感を保って、場合によっては無理に関わろうとしないことも大切。入職当初から、自然体で過ごすことや自分から挨拶をすることは心がけています。毎日顔を合わせて挨拶を続けることで、ご利用者様の方から声をかけていただけるようになったことも。施設全体で声かけは大切にしています。また、生活のお手伝いをするときには、必ずご利用者様に了承を得てから行うように気を付けています。掃除をするときもご利用者様の部屋はご自宅だと思って、物を動かしたら元の場所に必ず戻すなど、一つひとつの行動で信頼関係を築いていきたいです。

今後の目標

さらにスキルアップをめざしながら、自分のペースで焦らずに介護の勉強をしていきたいです。まずは介護福祉士の資格取得を目標に、日々の業務のなかで知識や技術を身に付けていきたいと思っています。また、自分で理想の介護士像を決めずに、常にご利用者様の立場に立って行動できる人になりたいです。ご利用者様から「この人いいな」と思っていただける職員になることで、より介護士として求められる人材になれるのではないでしょうか。

私のワークライフバランス

私はインドア派なので、休日は出かけることも少なく家で過ごすことがほとんど。旅行も滅多にしないので、自宅で家事をしたり家族と会話したりする時間が、仕事のリフレッシュにもなっていると思います。介護職に復帰する前は自営業でほとんどの時間を家で過ごしていました。あんじぇす岐阜岩地に入職したことで、毎朝起きて通勤することが新鮮で楽しく感じています。環境の変化を恐れず、楽しむ姿勢を持つことも前向きに働くためのコツです。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 渡邉なぎささんが働いている認定事業者

    株式会社T.S.I

  • 〒615-8074 京都府京都市西京区桂南巽町75番地4
  • https://www.t-s-i.jp/index.html
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