介護の勉強 私たちらしい働き方

林隆登さん

林隆登さん

入職11年目
  • 事業者ジャンル

    特別養護老人ホーム
  • 勤務先

    特別養護老人ホーム ハートタウン平成の杜/社会福祉法人 大和社会福祉事業センター
  • 取得資格

    介護福祉士
  • 取材年

    2022年

特別養護老人ホームとは

原則として、65歳以上で「要介護3以上」の認定を受け、自宅での生活が困難な方が入居できる施設。入浴、排せつ、食事、身体の移動など、24時間の介助を受けながら暮らせます。

利用者様一人ひとりに合った見守りで

その人らしい生活を支援したい

介護職をめざしたきっかけ

介護という仕事に対して特段興味はなかったのですが、母が福祉の仕事に就いていたため、いつしか自分もやってみようと思い、介護福祉士の資格が取得できる大学へと進学しました。在学中の実地研修で、入居者様と関わらせていただく機会があったとき、「利用者様をより敬い、利用者様を第一に」という意識があったのですが、実際にはユニット制の施設だったこともあり、1人の利用者様にかける手間と時間が足らないなど、理想を含め学校で学んだことと現実のギャップを目の当たりにしました。しかしながら、それ以上にやりがいと楽しさをこの業界に感じたので、介護の道に進もうと決意しました。

私は今、こんな仕事をしています

基本的にはユニット職員の相談を受け、指示を出すユニットリーダーと、各ユニットを統括するフロアリーダーの2つを任されています。もちろん入居者様の生活全般の支援もさせていただいています。朝の起床、整容、食事配膳、食事介助、排泄支援、入浴支援、口腔ケア、就寝支援など、入居者様それぞれの残存機能を活かし、ご自身でできることはできる限り行っていただき、自立を促すことで利用者様の健康維持に努めています。入居者様がその人らしい生活を送っていただくことを目標に、これからもそれぞれの入居者様に合ったサポートをしていきたいと思います。

この職場でのやりがい/好きなところ

この施設は職員同士がとても仲が良く、仕事の悩みだけでなくプライベートな話も相談できるほど、明るくアットホームな雰囲気です。フロアリーダーとして、各ユニットのリーダーが解決できないことをサポートしていますが、みんなで話し合いながら、スムーズに問題を解消していく努力をしているところも良い点です。入居者様は皆さまゆったりと過ごされているためか、自分もゆとりを持って働けるのと同時に、入居者様一人ひとりと関わる時間を多くとることができ、自然と信頼関係を築くことができる環境も良いところです。ときには大変だと思うこともありますが、入居者様の笑顔や「ありがとう」という言葉にやりがいを感じています。

今後の目標

ケアマネジャーの資格を取得できるように日々勉強しています。身体が動けるうちは現場で精一杯頑張りたいと思っていますが、将来、現場仕事が困難になったときのことを考え、ケアマネジャーの資格があればそのスキルを活かして、事務方に移行できると思います。現場においても、ケアマネジャーの知識は大いに役立つと思うので、そのための資格を取得しておきたいです。帰宅後は疲れて寝てしまうことも多々ありますが、少しずつ勉強を進めていきたいと思っています。また、社会福祉士の資格を取るのも今後の目標です。

※通常時はマスク着用。写真撮影時のみマスクを外しています。

私のワークライフバランス

最近コーヒーにハマっていて、喫茶店巡りをしています。豆を購入して、家で豆を挽いて自宅カフェを楽しんだりもしています。また、2歳と4歳の子どもがいるので、休日は家族で公園やショッピングに出かけることが多いです。子どもと遊んだり、目的もなくブラブラ散歩したりする時間が好きなので、プライベートは自分の癒しにもなっています。オンとオフをきっちりと切り替えて、仕事へのモチベーションのバランスを整えています。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 林隆登さんが働いている認定事業者

    社会福祉法人 大和社会福祉事業センター

  • 〒501-3901 岐阜県関市春里町3-3-34
  • https://www.daiwa-center.jp/
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