介護の勉強 私たちらしい働き方

渡邉太基さん

渡邉太基さん

入職3年目
  • 事業者ジャンル

    介護老人保健施設
  • 勤務先

    山内ホスピタル介護老人保健施設/社団医療法人 かなめ会(認定事業者)
  • 取得資格

    介護福祉士、介護プロフェッショナルキャリア段位アセッサー
  • 取材年

    2019年

介護老人保健施設とは

原則として、65歳以上で「要介護1」以上の認定を受け、病院から在宅への復帰をめざす方が、一定期間入所できる施設。医学管理下で医療ケアやリハビリ、日常生活の介助などが受けられます。

リーダーは責任重大!やりがいがある!

自覚を持って、日々の仕事に取り組んでいます。

介護職をめざしたきっかけ

22歳の時、当時勤めていた会社を諸事情により辞めることになりました。何をしようか、将来について考えていた折に、自分が高校生だった頃、認知症だった祖父の介護をしていた母が大変そうだったことを思い出しました。
認知症についての理解も知識もなく若かった私は、祖父や母の助けになることができませんでした。そんな当時のことを思い返し、残念な気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいになったんです。そこで、私は「今からでも遅くはない!祖父や母はもちろん、そういったご高齢の方やご家族の助けになろう!」と決断。実務も勉強の経験もありませんでしたが、一念発起して介護の世界に飛び込みました。
あれから約8年が経ち、今は仕事もプライベートも充実しています。あの時の決断は間違いなかったと強く思っています。

私は今、こんな仕事をしています

介護老人保健施設である当施設で、介護福祉士として入所者様の在宅復帰を目標にしたケアを行っています。具体的には、自立を促した入浴、食事、排泄といった介助など生活支援が主な仕事です。
この仕事で大切にしているのは、自分の家族に接するような気持ちを持って、利用者様に接することです。そういった気持ちを持つことで、利用者様の小さな変化にいち早く気づき、また、細やかでかゆいところに手が届くケア・サービスを心がけています。
2018年4月からはリーダー職になりました。一人のスタッフとして現場に立ちながら、ほかのスタッフへの助言、指導や悩み相談なども行っています。リーダーとして心がけているのは、広い視野を持つことです。これからも、当施設が利用者様はもちろん、スタッフにとっても快適な空間であるよう、自覚を持って行動していきたいと考えています。

この職場の好きなところ

当施設は2019年6月に4周年を迎えます。歴史は浅いですが、新しい分、現場のスタッフ一人ひとりのやってみたいことが積極的にできる環境と雰囲気があります。利用者様やご家族の生の意見も取り入れやすいので、これからもっともっと良い施設になっていくと思っています。
また、当然のことながら建物も新しく、パウダールームなど女性にとってうれしい設備がたくさんあるのも魅力です。
そして、この職場の好きなところは、なんと言ってもスタッフ同士の仲の良さです。相談や質問など気軽にできるので、不安なことがあってもすぐに聞け、不安を抱え続けることなく仕事ができます。
研修にも積極的に参加させてもらえるので、キャリアアップ、スキルアップを目指す人にとっても、とても良い職場だと思います。

今後の目標

今後の目標としては、リーダーとして確実にスキルアップ、キャリアアップすることです。
介護プロフェッショナルキャリア段位制度のアセッサー講習も受けたので、各スタッフを適正に評価し、的確に指導・助言ができるような存在になっていきたいです。
もちろん、1人の介護スタッフとしても、どんどんスキルアップすることが目標です。利用者様が安心して自分を頼ってくれて、毎日を快適に過ごし、在宅復帰できるようなケアを今後も継続していきたいです。
自分の言葉と行動で示し、スタッフみんながスキルアップすることが、利用者様とスタッフにとってより良い施設につながると信じ、毎日の仕事に取り組んでいきます。

私のワークライフバランス

当施設は完全週休2日制で、しっかりと休めるのがうれしいところです。
私の場合は、趣味であるボルダリングに行ったり、家でDVD鑑賞したりするのが、休日の過ごし方の定番です。プライベートが充実すると、仕事も一層頑張れる!相乗効果で、最近ますます毎日が楽しくなってきました。
介護職に就いて良かった。当施設に入職して良かった。そう思えること自体が幸せだなあと実感しています。
※インタビュー内容は取材時のものです。
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