介護の勉強 私たちらしい学び方

伊藤多恵さん

  • サンビレッジ国際医療福祉専門学校 介護福祉学科1年
  • (大垣養老高校出身)
  • 取材年:2022年

多国籍のクラスメイトと同じ目標に向かって楽しく学ぶ毎日

医療職に携わる家族や親戚の影響で、子どもの頃から「私も人を助ける仕事がしたい」と思っていました。介護の道に進むきっかけをくれたのは、高校時代に出会ったサンビレッジの先生方。外部講師として担当してくださった福祉の実習授業がとても楽しくて、介護福祉士という職業に興味を持つようになったのです。その後、オープンキャンパスでサンビレッジの学校生活を体験したり、カリキュラムについて詳しい話を聞いたりする中で気持ちが固まり、入学を決めました。

介護職として活躍するためには、安全で正しい介助技術と共に、「考える力」を身に付けなければなりません。利用者様は一人ひとり個性があって、心身の状態も、必要な支援も異なるからです。その方に真に寄り添うとはどういうことなのか、サンビレッジでは、演劇やチームで挑む課題チャレンジなど、ユニークな実践型授業も交えて体得していきます。それらの授業を通して、覚えた手順をただ再現するだけではない介護の仕事の深さを実感します。

高校卒業後すぐに入学した人から、社会人経験のある人、留学生まで、さまざまなバックグラウンドを持つ学生が集まるのもサンビレッジの特徴です。中でも留学生は、ベトナム、インドネシア、ネパール、ミャンマーと多国籍!入学当初は、言語や文化の違う彼らと仲良くできるか少し不安もありましたが、そうした不安はすぐに解消されました。今ではクラスメイトみんなが同じ目標に向かう大切な仲間です。互いに励まし合いながら学び、休み時間にはお菓子パーティを開いて盛り上がります。留学生は介護施設で働きながら通学していることもあり、日本人学生と比べて技術面の習熟度が格段に早いです。「私もがんばろう」と、いつも刺激をもらいます。

これから施設実習がスタートし、勉強もさらに専門的な内容になっていきますが、一つひとつの学びを大切にして介護福祉士国家試験に合格すること、そして自分なりの介護観を養うことが目標です。仲間と一緒に笑顔で卒業できるよう、努力し続けたいと思います。

※通常時はマスク着用。写真撮影時のみマスクを外しています

介護を学びたい人へのメッセージ

介護福祉士養成施設の専門学校は2年間で国家試験合格を目指すので、忙しいというのは本当だと思います。実際、月曜から金曜まで、時間割はほぼびっしり。でもそのぶん、仲間と濃密で充実した時間を過ごすことができます。高校卒業後、早く介護福祉士の資格を取得したい人に合っていると思います。サンビレッジは入学前に期待した通り、優しく熱心に指導してくださる先生方の存在も魅力。私はこの学校を選んで本当に良かったと思っています。
※インタビュー内容は取材時のものです。

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