介護の勉強 私たちらしい学び方

市川雄稀さん

  • 岐阜県立坂下高等学校 福祉科3年
  • 取材年:2018年

いつでも笑顔で接すること。高齢者と心を通わす介護福祉士を目指して

高校進学を決める時に、中学校の先生から「笑顔で明るく人と接することができるから」と福祉科を勧めてもらいました。将来、高齢者を助ける仕事に就きたいと考えていたこともあって、「自分に向いているかも」と進学を決めました。

学校では座学、演習、実習などで、高齢者を支えるための勉強をしています。1年生では、点字や手話などのコミュニケーション技術を学び、2・3年生の時は介護施設での実習を体験しました。知識として学ぶことの多さ、介護を万全に提供することの大変さ、利用者とのコミュニケーションなど、難しいと感じたことを上げればキリがありません。その中で、利用者と接する際は「介護をさせていただく」という気持ちで接することの大切さを学ぶ経験もしました。尊敬の念を抱いているからこそ、本当の意味で心が通じ会え、それが自身の“やりがい”へと繋がると思います。

坂下高校は、介護、リハビリ、入浴など各実習室がそろっているほか、実際に現場で仕事をしているプロが先生として教えてくれるなど、介護を学ぶ環境としてはこの上ありません。また、先生からは、細かい部分まで丁寧に教えていただけますし、友達とは互いにアドバイスをしながら共に学べることも、少人数クラスならではの良いところだと感じています。例えば、現地実習では生徒一人一人が別々の施設で介護・支援を勉強することになります。移乗ひとつをとっても、施設によって方法はさまざま。実習後は「どんな方法で対応していた?」と友達同士で情報を共有して、より良い介護を目指すことができました。

私は将来、利用者の“想いを引き出せる”介護福祉士になりたいと考えています。3年生の実習で行った施設は、職員と利用者の距離が近く、その光景に憧れを抱きました。いつでも笑顔で、誰からも頼ってもらえる介護福祉士であるために、これからも勉強と実践を繰り返していきたいと思います。

介護を学びたい人へのメッセージ

介護福祉士の仕事は大変というイメージがあるかもしれませんが、現場を体験するとそんな気持ちは吹き飛びます。利用者さんの笑顔、介護福祉士としての技術、人生の先輩をお世話できる感謝の気持ちなど、現場に立ち会った数だけいろんな“やりがい”に気付かされます。坂下高校は勉強を通して大切なことに気付かせてくれましたし、先生や同級生など、同じ福祉の道を目指す仲間もたくさんいます。少しでも興味を持っているのなら、ぜひ一緒に介護を学んでみませんか?
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 岐阜県立坂下高等学校

  • 〒509-9232 岐阜県中津川市坂下624-1
  • TEL : 0573-75-2163
  • 学科 : 普通科 福祉科 生活文化科
  • 開校 : 昭和23年11月
  • 校訓 : 賢 剛 優
  • http://school.gifu-net.ed.jp/sakasita-hs/

学校からのメッセージ

東濃・飛騨地区唯一の介護福祉士養成校です。卒業後は、多くの生徒が地元の福祉施設に就職しており、地域と強く繋がっています。現在の入学定員は30名です。 介護福祉士に必要な専門的な知識・技術を学ぶために少人数指導を行っており、手厚い指導を受けることができ、学びやすい環境が整っています。

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