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概要

介護情報冊子1号

vol.1岐阜県介護情報誌平成30年9月発行kaiカイGO戦隊と学ぶkai介快知識第1回「介護」で学ぶことは、誰もが安心・快適に暮らすことができるための工夫です。みんなが気持ちよく過ごせるための暮らしのヒントとなる豆知識を、“カイGO戦隊”と一緒に学びましょう。イメージキャラクター“カイGO戦隊”介護の現場で働く個性豊かな貝たち5人と、その成長を見守る上司。テーマ01ベッド上の起き上がり介助〒500-8570岐阜市薮田南2丁目1番1号直通電話: 058-272-8289岐阜県健康福祉部高齢福祉課「コミュニケーション」で大切なことは、相手のことを理解し、その人に合わせた対応を行うことです。それは介護の現場でも同じです。介護される方一人ひとりに合わせた「声かけ」でコミュニケーションがとれていれば、信頼関係も築きやすいものです。今回は転倒のリスクが高い移動介助の場面を例に「こんな言葉をかけると安全でスムーズな介護ができる!」といった声かけのポイントをご紹介します。02車椅子への移乗03歩行介助大丈夫ですか?うでを持ってもGood!お手伝いしましょうか。安全でスムーズな介護では左側からこわいよ?前に立たれると起こしましょうか。誰でも突然起こされ、どこかに連れて行かれると不安を感じますよね。行動の前には必ず「今から何をする」「どこへ行く」といった説明をすると、安心してもらえます。一つひとつの動作を区切って声をかけると伝わりやすいです。持って支えますね。Good!まずは頭をGood!それではひじをところはないですか?そうですか。どこか体の痛む肩が痛いな今日は食べにいきましょうね杖で歩きますか?さあ、起きてご飯をいつものようにGood!Good!介護する人が相手の前に立ち倒れないよう支えるのが基本ですが、人によって立たれる位置や距離、触れられる場所に不快感を感じる場合があります。そのような思いが体の動きを硬くしたり、自ら動く力を奪っていくこともあり移乗に危険が生じます。介護される方が安心できる声かけをして、安全と快適を両立できるよう十分な確認が必要ですね。いつも行っていることも、その日の体調や環境の違いによって負担に思えたり、できなくなったりすることがあります。安心できる歩行の仕方を確認するといいですね。