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「認定制度普及促進説明会」開催レポート

update 2016/09/13

介護人材の育成と職場環境の改善に積極的に取り組む事業者を、岐阜県が3段階のグレードで認定・公表し、支援する「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」の説明会が9月13日(火)、大垣市のソフトピアジャパン センタービルで開かれました(主催:岐阜県、企画運営:公益財団法人介護労働安定センター)。

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「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」は、県内で要綱に規定する介護保険サービス事業所を設置するすべての事業者を対象としており、平成28年度から認定を開始します。認定を受けるには、申請に先立ち「取組宣言」をすること、そして、情報発信、新人職員教育、仕事と育児、介護の両立など県独自の評価項目を満たすことが必要となります。「取組宣言」をすると、認定取得に向けた社会保険労務士のコンサルティング、福祉サービス第三者評価を受審するための費用の助成をはじめ、さまざまな支援制度を利用することができます。

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この日の説明会には、県内の17事業者が出席。岐阜県高齢福祉課の職員と、社会保険労務士の井戸憲一郎氏による認定制度の詳細や活用のメリットについての説明に熱心に耳を傾けていました。説明会の後には、社会保険労務士との個別相談会も。出席者からは「介護人材を確保し、定着させる仕組みとして有用。取組みを前向きに検討したい」と言った声が聞かれました。

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認定制度について


各グレードの認定ポイント


Grade3

基本的な取組が充実している優良事業者→認定基準に基づき、16の具体的な評価項目(ホームページを開設している、新人職員へのアドバイザーがいるなど)をクリアする必要があります。


Grade2

質が高く充実した取組を行う優良事業者(上位)→Grade3の認定基準評価項目に加え、計39の具体的な評価項目(採用情報を発信している、仕事と育児・介護の両立のための支援の実績があるなど)をクリアする必要があります。


Grade1

極めて質が高い取組を行う優良事業者(最上位)→Grade2、Grade3の認定基準評価項目に加え、計48の具体的な評価項目(介護全体のイメージアップとなる取組をしている、キャリア段位制度のレベル4認定者がいるなど)をクリアする必要があります。


岐阜県では今後、同説明会を県内8か所で開催します。ぜひご参加ください。


◎今後の開催予定
平成28年9月21日(水)/ワークプラザ岐阜
平成28年10月24日(月)/バロー文化ホール
平成28年11月16日(水)/飛騨・世界生活文化センター
平成28年11月18日(金)/関 わかくさプラザ
平成28年12月9日(金)/ソフトピアジャパン
平成28年12月14日(水)/ワークプラザ岐阜
平成29年1月18日(水)/バロー文化ホール
平成29年2月8日(水)/ワークプラザ岐阜


お問い合わせ先
公益財団法人 介護労働安定センター 岐阜支所
TEL:058-264-6846
FAX:058-264-6848


案内チラシ(PDF:334KB)

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